ペット動物法務、ちょっと嬉しかったこと・・
最近の話ですが、夜の10時過ぎに事務所の電話が鳴りました。
夕方から何度も電話をいただいて、夜10時過ぎなら所長は事務所に戻ります、と取り次いでもらっていたようです。
ご相談の方はペットショップでワンちゃんを購入、その日に少し餌を食べたぐらいで翌日から元気もなく水を飲む程度、一人暮らしで勤め中はカゴに入れていたようです。(ストレス?)
そのあたりもペットショップで相談していたようです。
このままでは死んでしまうと考えた女性の相談者は、ペットショップにお金はいいので返したい、と申し出てワンちゃんを返したそうです。
その翌日に、一日中世話をしてくれる友人が見つかったのでペットショップに行ってみたら、すでに別のお客さんに販売してしまっていました。
代金の返却は自分で放棄したのだと言われ、すでに愛情が出ていたワンちゃんの健康状態を知りたいと言えば、買った方の情報は個人情報だから教えられないと冷たく断られたそうです。
どうしたらいいのか、途方にくれてのご相談でした。
クーリングオフの期間をすでに過ぎていましたが、相談者の休日である今度の土曜日にもう一度、そのペットショップと話し合うということでした。
所長にその日の立ち会いを求められましたが、あいにくその日は先約があり相談者の場所も遠方でした。
とりあえず、ペットショップでの話し合いで、その場では承諾はせずに「専門家の方に相談しているのでその方と相談の上返事をします。」というようにアドバイスをさせていただき、面談日を設定させていただきました。
所長も何日か心配していたのですが、その土曜日に相談者の方から電話があり、「本日ペットショップの人と会い、専門家の人に相談をしている旨の話をしたところ、代金返却、ワンちゃんの様子も連絡をくれる、ということでしたので無事話し合いがつきました、ありがとうございました。」という嬉しい連絡がありました。
とても嬉しい連絡であったことは確かなのですが、事務所にはフリーダイヤルを入れています、40分以上の電話での相談で面談もキャンセルです。
事務所の経営者としては対価をいただけなかったことは失格かもしれません。
でも、ワンちゃんなどのペットに対するボランティア精神と市民の役に立ち感謝されるその喜びは、なにものにも代えることのない充足感を感じさせていただいた案件となりました。
